お知らせ
2017年12月27日

フード・アクション・ニッポン アワード 入賞産品の御紹介

ビワ、ウメ、サクランボなどのバラ科の植物の種子や未熟な果実の部分には、青酸を含む天然の有害物質(総称して、「シアン化合物」と言います。)が含まれており、多量に摂取すると健康を害する場合があるため、農林水産省では注意喚起を行っています。しかしながら日本には、先人の知恵により天然の有害物質を除去して美味しくいただく文化が残っています。例えば、青梅を梅酒や梅干しにしたり、ふぐの卵巣を長期間塩漬けにしたりして、美味しく食す習慣があります。バラ科植物の種子や未熟な果実の加工品についても、有害物質が除去され、検査によりシアン化合物の濃度が低いことが確認された食品であれば、食べても問題はございません。

最近、びわに関する様々な報道がありますが、消費者の皆様には、「『びわ』だから危険」ではなく、製造販売元の情報を元に個別の食品の安全性を御確認のうえ、びわ・びわ加工品等を召し上がっていただきたいと思います。

長崎県の株式会社入来屋さんが製造・販売している、フード・アクション・ニッポン アワード2016の入賞産品「長崎産びわのたね甘露煮」は、自主検査により食品衛生法上のシアン化合物の基準値を満たしていることが確認された商品です。

びわ農家は、高齢の方がとても多いとのことです。温かな日の光をたっぷり浴びて、自分の孫のように大切に育てられたびわ、この種を工夫・知恵により美味しく加工した「長崎県びわのたね甘露煮」を是非一度味わっていただきたいと思います。

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