2009年8月10日
イベントレポート

「ベランダ農園」が授業に? シブヤ大学の講座レポート

渋谷のど真ん中で、「ベランダやさい学科」というちょっと面白そうな講座が開催されました。
授業の様子をレポートします!

ベランダやさい学科講師のお2人パティシエの柿沢安耶さん(左)と、タキイ種苗の千葉潤一さん(右)

農業への入り口は、意外と身近にあった!


7月18日(土)に、青山にある「こどもの城」研修室で、ちょっと面白そうな授業が行われました。その名も「【ベランダやさい学科】 ベランダから農業をはじめよう〜小松菜編〜」。農業体験の第一歩を、ベランダからはじめてみようよ、という講座なのです。この講座は、若者を中心とした生涯学習を推進する特定非営利活動法人「シブヤ大学」が主催したイベント。様々なジャンルの講座のひとつなのです。

当日、抽選により受講した約100人の「学生」たちを前にして、先生役となったのは、この講座をシブヤ大学とコラボレートして企画したタキイ種苗の千葉潤一さん。自称「日本一白菜を食べている男」で、白菜の品種改良のプロです。実は今回のテーマになっている小松菜は、白菜の仲間なのです。もうひとりの先生は、東京中目黒の野菜スイーツ専門店「パティスリーポタジエ」のオーナーシェフでパティシエの柿沢安耶さん。FOOD ACTION NIPPONの応援団でもあります。



野菜のある暮らしを楽しもう!ベランダ農園のすすめ。


講座は3部構成になっていて、第1部は「ベランダ野菜のすすめ」と題し、お2人の野菜談義を中心に盛り上がりました。柿沢さんは、クセがなくて色も鮮やかな小松菜のピューレに出会ったことから「野菜でケーキが作れるかも」と思いついたエピソードを紹介。千葉さんからは、種苗メーカーであるタキイ種苗が「若い人たちにも農業に関心を持ってもらいたい」という気持ちから、このような講座開催に至ったことを説明してくださいました。そのため、告知方法として若者に人気のインテリアショップで「小松菜の種つき」ポストカードを配布する、というアプローチをしたそうです。


「私も小松菜作ってみたいんですけど」と、柿沢さんから千葉さんに質問するシーンも

ベランダ農園入門篇。まずは小松菜から、Let’s TRY!


演壇での実演は分かりやすくスピーディー

第2部は、「小松菜を育てる3つのステップ」。種をまき、間引き、そして収穫、という簡単なステップに即して話が進められます。受講生たちは、配布されたテキストに真剣にメモを書き込んだり、千葉さんのお話に大きくうなずいたり。千葉さんの言葉は、「初めてのプランター栽培は、葉もの(葉っぱを食べる野菜)から始めるのが吉なんです!」とか、「発芽のタイミングが揃えば、ベランダ農園は半分成功なんです!」とか、終始受講生のやる気を引き出すようなコメントばかり。中でも「発育のために間引いた小松菜も、お味噌汁などに入れて食べられちゃうんです。ベランダ農園ならではでしょう?」のコメントに、みなさん「なるほど!」と感心。経験者も未経験者も、ベランダ農園を試してみようと思える、そんな内容でした。



和食からスイーツまで!?小松菜って実はスゴイんです!


「コマツナのロールケーキ」

第3部は、柿沢シェフの作った小松菜のスイーツの試食。生地とクリームそれぞれに、食感を変えた小松菜を練り込み、ゴマをアクセントにした「コマツナのロールケーキ」です。小松菜の味がしっかり味わえ、そしてスイーツとしての甘みのバランスもバッチリ。ケーキを口に含んだ受講生たちの表情には、笑顔があふれていました。




アットホームな雰囲気と、学ぼうという前向きな気持ちに溢れたこの講座。詳しくは「シブヤ大学」のHPをご参照ください。(ライターRoy)



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