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愛知県 高校生

学校・病院など公共団体分野 愛知県立安城農林高等学校 食品科学研修班の皆さん

■オリジナル米粉ケーキの商品化が実現

2008年11月、私たちの作ったオリジナル米粉ケーキ「こもっちり」が、東海地方を中心にスーパーなどで販売されました。商品化に協力いただいたのは山崎製パンさん。完成までには、約1年かかりました。いくつも試作品を作ったのですが、初めはうまくいかなくて大変でした。
ちなみに、「こもっちり」という商品名も、自分たちで決めたものです。米のもちもちした食感を表しつつ、お米でできていることをアピールしたかったので、それを合わせたネーミングにしました。

■もち粉に注目

世の中に米粉を使う料理がまだ少なかったですし、米粉で作ったお菓子は多様性があるので、米粉で何か料理やお菓子を作ってみよう、と思ったのがきっかけです。もちろん、米の消費が年々減ってきているという問題も背景にあります。
いざ米粉でさまざまなお菓子作りを始めてみたら、たとえば卵の気泡性をいかした焼き菓子であれば、グルテンはそんなに多く必要ではないとか、いろいろなことがわかりました。試作を繰り返しながらみんなで相談した結果、商品化するのはグルテンを使わない米粉100%のケーキがいいね、ということになったんです。
まず、グルテンの働きを先生に教えてもらい、その代わりになるものを探しました。そして、粘りのあるもち粉を入れることによって、しっかりした生地ができることがわかったんです。あとは配合です。おいしい米粉ケーキを作るために、何度も試しました。そしてようやく一番いい配合を見つけました。米粉50グラムに対して、もち粉が25グラム。グルテンを使わずに、スポンジケーキを作ることができました。

■地産地消も考えてます!

完成して販売されたときは、むっちゃうれしかったです(笑)。近所のスーパーに、売られているところを見に行きました。売場の棚から商品が減っていると、すごくうれしくって(笑)。近所の方からは、「おいしかったよ」「おもしろいものができたね!」などと言葉をかけていただけました。何よりの励みになります。
実は、「こもっちり」のジャムは、安城市の特産品であるイチジクを使っているんです。ジャムのフレーバーにはこだわりました。フレーバーによって、味が変わってくるんです。口に入るときの味が全然違いますから、みんなで相談して一番いいフレーバーを選びました。米粉や地元産のイチジクを使うことによって、地産地消が進み、米離れに歯止めがかかるとうれしいな、と思っています。

■これから

ひとつの商品にだけ取り組むのではなく、もっとたくさんの種類の米粉商品を作って、レシピ本などを作っていきたいです。保育園や小学校、公民館、介護老人保健施設での米粉ケーキの作り方の実演や試食といった活動を通じて、もっともっと米粉レシピを広めていきたいです。また、小麦粉アレルギーのことも考えて、米粉100%で、グルテンも使わないレシピを増やしていければいいな、と思います。
卒業後は、私たちメンバーの何人かが製菓学校に通うことになっているんですが、米粉はぜひ使ってみたいですし、アレルギーを持っている方でも安心して食べられるお菓子なども学んでみたいです。
目標は、米粉の加工品がお米の新しい食文化を創造すること。これからは米粉レシピがもっと広がって、多くの人が自宅でもっともっと米粉を使うようになってほしいです。


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