プロフィール

株式会社ファミリーマート
商品本部 デリカ食品 軽食・チルド飲料グループ パン担当

流通分野 裏谷 春香さん

■はじまり

一番重要なのは、消費者の皆さんにおいしさをそのままで商品を提供するということ。米粉をどれだけ使うか、という使用量へのこだわりというより、いかにおいしい商品を提供するかというこだわりが、まずは私たちの根底にあります。さらに、消費者の皆さんに安心して商品を買っていただきたいという思いがありますので、ぜひ国産品の食材を使って商品を開発したいと考えていました。そのときに米粉と出会い、これならおいしさと安心感を提供できるのではないか、ということで、商品開発が始まりました。

■おいしさへのこだわり

米粉の使用量について、ベストの割合を見つけ出すのにかなり苦労しました。いかにおいしい商品を提供するか、が重要ですから。商品は米粉の使用量によって食味や食感が変わってしまいますので、一番いい米粉の使用量を見つけるまでは、かなりの時間と労力を必要としました。商品は店頭に数日間並びますので、品質もしっかり確認しなければなりません。また、全国の店舗で商品を販売できるだけの米粉が確保できるかも考えていかねばなりません。悩みながらも開発を進め、ようやく現在の形に落ち着きました。今後は、たとえば麺など、米粉を広い範囲で使っていきたいと考えています。

■米粉のメリット

あんこ、クリーム、お惣菜など、米粉はだいたいどんな食材にも合うと思います。味のジャマをしないんですね。スイーツに使えば、食感がよりしっとりするなどのメリットもあります。もともと、小麦の代用品として米粉の利用を検討したわけではなく、米粉を使うことでメリットのある商品開発をしたい、というのがあったのですが、ケーキは米粉の特徴がよく出ていると思います。
実は学生時代、偶然にも友人が米粉の研究をしていまして、米粉で作ったケーキを食べさせてもらったことがあるんです。風味がよくて、お米の甘味がおいしかったという記憶が残っています。そのころは自分が研究していたわけではありませんが、「米粉」というキーワードは学生時代から知っていました。これは運命でしょうか(笑)。

■米粉が普通の素材に

米が余っているから米粉、ではないんです。消費者の皆さんには、米粉を使うと味がよくなるとか、食感がよくなるとか、そういった米粉のメリットを知っていただきたいですし、伝えていかなければいけないと考えています。
米粉は完全に市場に普及した素材ではありませんので、まだ珍しさで買う方もいるのかもしれません。将来的には、米粉を使っているからこの商品を買ってもらえるようになったらいいですよね。米粉がもっと身近で、普通のものになればいいな、と思います。


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