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暑さも少しやわらいできて、夏ももう終わりですね。
少しさみしい気もしますが、これからは食欲の秋!

フランスもこの時期は美味しい食材が沢山あります。

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ちょうど今頃から9月中旬にかけてミラベルという黄金色をした小さなプラムが出回ります。この短い期間しかお目にかかれず、とても貴重。甘くて香り高いのでそのまま食べても美味しいし、タルトやシロップ漬けにしたりして楽しみます。

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また、夏から秋口にかけてアーティチョークが旬でマルシェに行くと山積みにされて売られています。
日本ではあまり馴染みのない食材ですが、これは朝鮮アザミの若いつぼみで茹でていただきます。
じゃがいもに似たホクホクとした食感で、味はそら豆のような風味。
通常レストランで出てくるときは、キレイにガクの部分を包丁で丸く切って色が変わらないようにレモンと一緒に茹でます。

星つきレストランで修行をしていた頃、この時期になると毎朝何十個ものアーティチョークが厨房に届きました。

ところが美しい形にガクを切るのがなかなか難しいのです!!
アクが出るので手も爪も真っ黒になりながらせっせっと剥いたものでした。
その頃はそんなに美味しいものだとは思っていなかったのですが、ある日立ち飲みバーに入るとおつまみにアーティチョークが丸ごと茹でたものがドンッと出てきたではありませんか!

それまで剥いてから茹でて食べるのが当たり前だと思っていたので、どうやって食べたら良いのか分からず周りの人を見回してみました。
するとガクを1枚ずつはずしては添えてあるドレッシングにつけて食べているのでした。

ガクをはがしたときにくっついてくる実の部分を歯でしごいて食べながらお酒を楽しんでいたのです。
最後にガクが全部取れて実の部分が出てきたら、それをナイフでカットして食べる。
早速自分も同じように食べてみるとこれがおいしいこと!!

丸ごと茹でるから香り高く、ホクッとしたなんとも言えないおいしさにびっくりしました。
後からフランスの家庭ではこの食べ方が一番ポピュラーだということを知りました(笑)
レストランでは美しく見せるためにまわりについているガクは剥いてしまっていましたが、そうすると肝心の香りが飛んでしまうのだと気がつきました。

それ以来このアーティチョークの丸ごと茹でにハマり、この時期になるとマルシェで買ってはアパルトマンのテラスにでて、ロゼワインのおつまみにいただくのが楽しみになっていました。

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さて、秋口に入ってくると急に食べたくなるものがあります。
日本でも人気の・・・そう、オニオングラタンスープです。
少し肌寒くなってくると街のビストロのテラス席にはストーブが置かれます。

そんな中ハフハフっとしながらとろけたチーズがたっぷりかかったオニオングラタンスープは最高!
ちなみにフランスには沢山の地方料理がありますが、「パリのスペシャリテ」と言えるのはこのオニオングラタンスープだけなのだそうです。

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今回はこれからの季節にピッタリなパリのお惣菜風のオニオンを使ったお料理をご紹介します。
玉ねぎを皮ごと使うので甘みを逃しません。
難しそうなホワイトソースも米粉を使えばダマにならずにあっという間にできるのが嬉しいですね!!
カンタンなのに見栄えがするので、おもてなしにも是非どうぞ☆

丸ごと玉ねぎの米粉アンチョビホワイトソース詰め

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<材料>4人分
玉ねぎ 4個
じゃが芋 2個
しめじ 100g
にんにく 1かけ
アンチョビ 4フィレ
ベーコン 1枚
牛乳 300ml
米粉 大さじ2
粉チーズ 適量
塩、胡椒 適量
サラダ油 適量
飾りのハーブ

<作り方>
1) 玉ねぎは皮つきのままさっと水洗いして根の部分と上1cmくらいを水平に切り落とす。
   ラップをして電子レンジで10分加熱する。
2) 柔らかくなった玉ねぎの中身を外側2枚くらいを残してくりぬく。
  くりぬいた玉ねぎは粗みじん切りに しておく。
3) フライパンにサラダ油をしき、にんにくのみじん切りを炒めて香りがでたらアンチョビのみじん切りを入れて炒める。
4) そこへ1?幅に切ったベーコン、皮をむいてひとくち大にきったじゃが芋、しめじを加えてよく炒める。
5) さらに2)のくりぬいた玉ねぎを加え炒め、牛乳200mlを入れてじゃが芋に火が入るまで煮る。
6) 残りの牛乳100mlと米粉をよく混ぜ合わせておき、5)へ入れてとろみがつくまで火を入れて、
   塩胡椒で味をととのえる。
7) 6)を2)の玉ねぎの中に詰めて上から粉チーズをふってオーブン200℃(オーブントースターでも可)
  で焼き色が付くまで焼き、最後にハーブを飾る。