事例のご紹介

まごころ食託宮崎株式会社
〒880-0853 宮崎県宮崎市中西町202-3 http://www.magokoro-foods.net/
見映えもよい咀嚼・嚥下障害機能食
プロジェクト・ストーリー
ニーズを絞った「介護福祉食」

 先代より、病院、学校などへ、給食の素材である水産物などを納入していましたが、かむ力や飲み込む力が低下した咀嚼・嚥下機能に障害のある方々へのニーズに絞った高機能食品(ソフトフーズ)を、宮崎県食品開発センターとの共同研究で、素材を吟味、地元食材を用いて開発しました。介護施設を中心に、高齢者や障がい者向けに特化した給食を、メニューを提案するところから提供しています。メニューには、肉や魚から、野菜、ひじき煮といった総菜まで、県産品を用いた約50種類を用意しています。 

イノベーション・ポイント
従来のイメージを一新

 これまでのミキサー食は、食材をミキサーにかけて、単にペースト状にドロドロにしたものです。それでは、見た目も悪く食欲をそそりません。そこにあるゲル化剤を混ぜることで、温めて型にはめるだけで、見事にもとの野菜や魚の形を復元することに成功しました。しかも、素材そのままの味を楽しめます。さらに、基本的にゼリー状なので、かむ力や飲み込む力が低下した方々でも、安心して食べることができます。
 また、従来は、熟練の職人の勘が頼りでしたが、株式会社宮源が特許を持つゲル化剤を使用することで、安定的にゼリー状に固める技術開発に成功しました。また、平成25年には、農業法人を立ち上げ、近隣の農家との食材調達の連携を強めています。

今後のビジョン
世界に向けて発信したい

 今でも小規模ながら、このソフトフーズの持ち帰り総菜の販売をしていますが、在宅で介護をしている方が食事を作る手間を省くことができる、地域の高齢者の食の拠点を目指しています。
 平成26年には、新工場を立ち上げて、大量生産ができる体制を整えます。このソフトフーズは、真空パックで販売できるので、海外の咀嚼・嚥下障害のある方々にも利用してもらうために、今は販路を模索中です。

利用者の声
県産品を使ったソフトフーズを作れば、付加価値の高い商品を作ることができます。また、規格外品を使うことで価格も抑えられます。将来は、メイド・イン・ジャパンの介護食として海外に展開していきます。

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