事例のご紹介

ホリカフーズ株式会社
〒949−7411 新潟県魚沼市大石59-1 http://www.foricafoods.co.jp/
低たんぱく質でもおいしいご飯
プロジェクト・ストーリー
戦後日本の治療食のパイオニア

 昭和30年に堀之内缶詰株式会社として、コンビーフなどの缶詰を作っていましたが、都内の国立大学から、入院患者さんの流動食の開発を依頼されたことをきっかけに、昭和47年に治療食の製造・販売を開始。治療食のパイオニアと言えるかもしれません。以来、摂食障害がある方々でも口から食べられることを目指した加工食品、主に病院向け業務用治療食・介護食の開発・製造・販売を行っています。特に、米アレルギー、腎臓病の方々に安心・安全な低たんぱく質のおいしいご飯を提供しています。

イノベーション・ポイント
微生物が作り出す分解酵素を利用

 米のたんぱく質を、微生物が作り出すたんぱく質分解酵素を利用して、通常の25分の1まで減らすことに成功。さらに、特注の高圧釜で炊き上げることで、通常の白米と変わらないおいしい真空パック米飯の大量生産にも成功しました。もちろん、魚沼産のコシヒカリを使った商品も開発・販売していますが、コスト面では高価格になるため、東北地方で、低たんぱく質のご飯に加工しやすい米のサンプルを取り寄せて検査し、調達しています。加工過程では、やはり、酵素加工がもっともコストがかかるため、その酵素加工に適した米をなるべくコストがかからないように調達し、安い価格でご提供できるように努めています。現在は、腎臓病の方に提供している低たんぱく質の「ピーエルシーごはん」は、年間販売量約460万食となっています。

今後のビジョン
食の危機管理という新しい分野へ

 急速な高齢化に伴い、介護・健康関連分野の市場の対応が求められています。これまでに培ったノウハウに加えて、さらに、高齢化による疾病、摂食・嚥下障害などのニーズを満たしつつ、おいしい食を提供する、食の危機管理の分野を目指します。魚沼市は、新潟県の推進する「健康ビジネス」の重点地域でもあり、今後、ますます地域との連携を強めながら、新たな技術の研究開発に努めます。

担当者の声
昭和47年、日本で初めての天然食品の濃厚流動食を開発。以来、栄養成分調整食や介護食の先駆的なメーカーとして、「おいしさ」と「食べる楽しさ」、そして「やさしさ」を届けます。

ページの先頭に戻る