事例のご紹介

NPO法人 グローバル園芸療法センター
〒862-0902 熊本県熊本市東本町20-1-807
園芸療法による障がい者支援を
プロジェクト・ストーリー
アメリカで学んだ園芸療法を活かして

 「緑と福祉の架け橋」をテーマに、園芸療法による障がい者支援を行うNPO法人 グローバル園芸療法センター。代表の本田洋志さんは、自ら園芸療法の先進国であるアメリカに渡り、研修と実践を通して本格的に園芸療法を学んできました。
 この経験を活かして、現在19名の障がい者を雇用し、公園の花壇管理やハウスでの花苗生産、イベントでの展示販売などを手がけています。

イノベーション・ポイント
経済的支援と生きがいづくりを実現

 活動の中心は、委託契約を結ぶ水俣市の公園「エコパーク水俣」での花壇管理。なかでも約20aのローズガーデンでは、「どこよりもきれいなバラを咲かせよう」と水やり、施肥、剪(せん)定などバラの栽培に注力しています。春と秋に開催されるバラ祭の時期には750種もの色とりどりのバラが咲き誇り、各期間とも4万人もの来園者があるほどの人気ぶりで、障がい者たちも自信をもって取り組んでいるようです。
 また、事業所の園芸ハウスで年間約4万ポットの草花の苗を栽培し、市内の公園や幹線道路などの花壇に植えています。
 こうした園芸活動によって、グローバル園芸療法センターでは熊本県の平均賃金を超える賃金で障がい者の経済的自立をバックアップしています。
 そして、もうひとつの取り組みがブルーベリーの生産・加工・販売。地域のブルーベリー農家、栄養士、調理師などとチームを組んで約30aの畑でブルーベリーを生産し、ジャムとジュースを商品化して地域で販売しています。この取り組みも近い将来、収穫や加工作業を障がい者にも関わってもらう予定で、さらに生産と商品開発に力を入れていきます。

今後のビジョン
観光農園の運営と6次産業化へ

 今後、目標としているのは2〜3年後の開園を目途とした観光農園の運営。園内で草花や野菜、薬草などを栽培し、収穫した農産物や農産加工品を販売することで、安定的な障がい者雇用と6次産業化を目指します。そのための土地の確保や農業法人・福祉施設などとの連携をはじめています。

担当者の声
「障がい者がつくったのにすごい」というのではなく、本当に美しい花やおいしい商品を提供し、地域住民や観光客の方々に喜んでもらいたいと考えています。

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