事例のご紹介

認定NPO法人 たすけあい佐賀
〒840-0813 佐賀県佐賀市唐人2-5-12
ユニバーサル農業などで障がい者に働く場を
プロジェクト・ストーリー
耕作放棄地を活かして障がい者雇用を

 市民参加のボランティアグループとして発足した認定NPO法人 たすけあい佐賀は、当初、市民参加のボランティアグループとして発足し、平成11年にNPO法人格を取得。佐賀市内の各地に託児所、高齢者のための宅老所、コミュニティ・カフェなどを展開し、子どもから高齢者、障がいのある方々まで幅広く支援する、助け合いのサービスを提供しています。
 さまざまな活動のなかで、平成23年から始めたのが「ユニバーサル農業」。 約40aの耕作放棄地を活用し、農薬を使わずに自然環境を守りながら、農作業を通して障がい者の自立支援をしています。平成26年も、近隣の農家の方々にも手助けしてもらいながら、季節ごとにさまざまな野菜を生産。冬は佐賀県の特産である女山大根がたくさん収穫できました。
 これらの野菜は、たすけあい佐賀の高齢者施設で提供する食事に使用するほか、地元のスーパーマーケットやイベント会場で販売されるなど、販路も確保しています。

イノベーション・ポイント
地域共生ステーションがスタート

 平成27年4月に、託児所、既存の宅老所、コミュニティ・カフェなどを統合する形で約800坪の土地に新たな複合型施設「地域共生ステーション たすけあい佐賀かせ」をスタートさせます。住宅型有料老人ホーム(20室)、デイサービスセンター(25名)、児童支援室、カフェ、多目的に使用できる支えあいセンターなどを完備する予定で、コンセプトは「地域の人々とともに育むプラットホーム」。子育て支援から介護支援、そして地域の方々が気軽に足を運んでつながっていく場として、自分が困っているときに助けてもらいながら、他人の役に立つこともできる拠点を目指しています。

今後のビジョン
すべての人に『居場所』と『出番』を

 現在、「ユニバーサル農業」に関わる障がい者は4名。そして、宅老所での掃除や洗濯、カフェでの配膳などを担当する10名の障がい者も雇用しています。 新たな施設でも雇用を促進していくとともに、施設周辺の土地で「ユニバーサル農業」も拡大していく予定です。
 「高齢者の手助けをしたり、地域住民と交流するなど、障がいがあっても仕事をもち、人の役に立てる場を広げていきたい」と話す代表の西田京子さん。「すべての人に『居場所』と『出番』を」の理念が、この拠点でまもなく形になります。

担当者の声
「新たな複合施設の開所にむけて新規事業委員会と建築士とで話し合いを重ね、平成26年末に上棟式を行うところまでこぎつけました。職員一丸となって、地域に開かれた拠点を目指していきます」

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