事例のご紹介

株式会社ケアフレンズ
〒815-0172 福岡県福岡市南区多賀2-4-6 http://www.office-web.jp/care/
高齢者と地元農家を守るおいしい食の提供
プロジェクト・ストーリー
地元の食材を高齢者に届けたい

 介護・医療施設イースタンクリニックの食材調達会社として設立したケアフレンズ。高齢者の方にお米だけでもおいしいものを提供したいと、卸業者から仕入れた米で試行錯誤していました。なかなか改善が進まないでいたときに紹介されたのが、旧甘木市(現・朝倉市)の農家のお米。そのお米が非常においしかったので、その農家からお米を仕入れるようになりました。さらに、その農家で作っている里芋もおいしく、合わせて厨房で使用することに。さらには他の野菜農家の紹介も受けて、直接仕入れることになりました。以来、今では、約80軒の農家の方々から仕入れるまでに広がっています。

イノベーション・ポイント
地元農家を支える施設になりたい

 市場では、二股に割れている大根や人参など規格外の野菜は相手にされませんが、カット野菜であれば問題がないことから、カット野菜の工場を設立しています。また、野菜の冷凍保存の施設も併設。野菜には端境期があり、不足する期間がありますが、その時期は加工して冷凍保存しておいた野菜を使用することによって、豊作期にも農家から価格を落とさず、より多く仕入れて、常時供給可能な体制を整えています。
 取引先の農家への責任を持ちたいとの考えから、現在約10軒の農家から野菜などの農産物全量を買い取っています。工場の敷地の一部は、集荷場にするなど近隣農家の支援に使っています。

今後のビジョン
10年以内に80の農家を完全自立へ

 設立した野菜加工工場は、最新の設備を備え、まだまだ、稼働率を上げられます。今後、もっと多くの農家から、農産物を全量買い取っていけるよう、販路を広げ、福岡県のさまざまな介護施設、あるいは病院などへの拡大を図っています。高齢者の方々に地元のおいしい農産物を提供でき、一方で、農家の方々が、適正な価格で安心して農産物を販売できる状況を目指します。

調理者の声
利用者の方々は、あまりはっきりと「おいしい」、「おいしくない」を言いません。しかし、「おいしい」の一言が、調理担当者には励みになります。これからも、食べる人の笑顔を期待しながら、気持ちを込めて作っていきます。

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