審査委員特別賞

  • 地元食材で町おこし「南三陸キラキラ丼シリーズ」 株式会社阿部長商店 南三陸ホテル観洋
  • おいしい焼き栗を届けたい機械メーカーが甘く高品質なクリを栽培 稲本マシンツール工業株式会社
  • 国産食材活用に積極的な企業が共同開発国産原料を使用したかりんとう 上野砂糖株式会社 岡部製菓株式会社 食協株式会社 築野食品工業株式会社
  • こだわりの米を缶詰に「こめかん」 株式会社魚栄商店
  • 「鎌倉いちばブランド」で地場野菜の消費拡大に寄与 鎌倉青果株式会社
  • 産官学連携で普及拡大に努める果肉まで赤いリンゴ「紅の夢」 紅の夢普及推進委員会
  • ゼロ歳からの食育で米の味を伝える「赤ちゃんのためのお粥」 株式会社Green Mind
  • 牛肉本来の旨みたっぷり!完全放牧で飼育した「ジビーフ」 株式会社サカエヤ
  • 農村と都市を結んで食農教育「JAこども村」 株式会社農協観光
  • 「国産原料にこだわったポテトチップス」を開発 深川油脂工業株式会社
  • 通常の白米と変わらぬ味の低タンパク質ごはんパック ホリカフーズ株式会社
  • 野生のイノシシを地域資源に「八女ジビエ イノシシカレー」 八女商工会議所

医療、福祉分野や観光分野と連携するなどして、国産農産物などの消費拡大に寄与している取組を表彰する賞です。それぞれの部門の審査で審査委員の評価が高かった取組も含め、12件が受賞しました。

地元食材で町おこし「南三陸キラキラ丼シリーズ」

株式会社阿部長商店 南三陸ホテル観洋
所在地 宮城県本吉郡南三陸町志津川黒崎99-17
電話 0226-46-2442
URL http://www.kanyo.co.jp/
e-mail minamisanriku@kanyo.co.jp

南三陸町の飲食店が連携し、地元の海の幸をふんだんに使った「南三陸キラキラ丼」を提供。各店舗が工夫を凝らし、東日本大震災後の観光客を呼び戻すきっかけとなっている。2009年、町おこしを考えた南三陸ホテル観洋の女将が、町内の飲食店に呼びかけたことから始まった。同ホテルでは、夕食にも南三陸キラキラ丼を食べられる宿泊プランを用意。地元農協とも連携しながら、三陸沿岸の国産食材を積極的に使用し、食の面から震災後の復興に力を入れている。

ページの先頭に戻る

おいしい焼き栗を届けたい
機械メーカーが甘く高品質なクリを栽培

稲本マシンツール工業株式会社
所在地 茨城県笠間市泉2-28
電話 0299-45-2085
URL http://www.inamoto-mt.co.jp/
e-mail inagaki.shigemi@inamoto-mt.co.jp

搬送ロボットやコンベアなどを組み合わせた自動機械を製造する稲本マシンツール工業は、近年、クリの樹が高木化して手入れが難しくなり、品質、収穫量とも落ちていることを知り、2009年、自社でクリの生産を開始した。樹高を低く抑える栽培法を開発し、余分な果実を摘み取る摘果も行っている。実が大きく、収穫直後のクリの糖度は11.27%と従来の3倍に当たり、特許を3件取得。2014年からはレトルト商品も販売している。

ページの先頭に戻る

国産食材活用に積極的な企業が共同開発
国産原料を使用したかりんとう

上野砂糖株式会社 岡部製菓株式会社 食協株式会社
築野食品工業株式会社
所在地 大阪府大阪市浪速区塩草3-6-3
電話 06-6561-3034
URL http://osatou.com/
e-mail uenosatou@uenosugar.co.jp

国産食材の消費拡大に積極的に取り組んでいる企業が連携して、国産原料を使用したかりんとうを開発した。生地には、食協のでんぷんの損傷が少ない微粉砕米粉「ダイヤ米粉」と、九州産の原料100%の「甘藷でんぷん」を使用。築野食品工業が製造した「こめ油」で揚げ、沖縄県産黒糖の含有率が高い上野砂糖の「上野 焚黒糖(たきこくとう)」で仕上げた。大阪府の老舗菓子メーカー岡部製菓が製造を担当。催事などの会場で幅広い層に販売し、国産食材の良さをアピールしている。

ページの先頭に戻る

こだわりの米を缶詰に「こめかん」

株式会社魚栄商店
所在地 新潟県新潟市南区鰺潟423-1
電話 025-373-3011
URL http://komecan.jp/
e-mail komecan@uoei.co.jp

魚栄商店は茶碗約4、5杯分の生米を缶に詰めた「こめかん」を販売している。合鴨農法で栽培した米、カレーに合う米、おにぎりに適した米などとパッケージに表示し、消費者が自分の好みの米を選べるようにしている。
ギフト用品、土産品としても好評で、今後は、首都圏での自動販売機での販売、また海外への輸出も検討している。

ページの先頭に戻る

「鎌倉いちばブランド」で地場野菜の消費拡大に寄与

鎌倉青果株式会社
所在地 神奈川県鎌倉市梶原360
電話 0467-47-1118
URL http://kamakuraichiba.com/
e-mail kamakura-seika@cure.ocn.ne.jp

鎌倉青果は、地場野菜を青果店に卸す卸売市場として90年以上の歴史を持つ。代々、1種類の野菜を専門に作り続ける生産者が手間を惜しまず栽培した高品質な野菜を、他の市場の野菜と差別化するために、2014年3月「鎌倉いちばブランド」と名づけた。栄養価、味わいがもっとも高まる旬の野菜に、厳しい食品検査で安全・安心をプラスし、“鎌倉いちば野菜を食べて健康で美しくなろう”とPRしている。

ページの先頭に戻る

産官学連携で普及拡大に努める
果肉まで赤いリンゴ「紅の夢」

紅の夢普及推進委員会
所在地 青森県南津軽郡藤崎町藤崎字下袋7-1
国立大学法人 弘前大学農学生命科学部
生物共生教育研究センター藤崎農場内
電話 0172-75-3026
URL http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/kurenainoyume/
e-mail k-matsu@cc.hirosaki-u.ac.jp

2010年に弘前大学が品種登録した果肉まで赤いリンゴ「紅の夢」は、これまでの赤肉品種に多かった「渋い」「生では食べられない」といった欠点を克服した。見た目ばかりでなく、甘酸っぱい味も高い評価を得ている。着色料を使わなくても美しい色が出るため、ジュースやジャム、スイーツなどの加工食品の原料として引き合いも多い。普及拡大のため、産官学連携で生産、加工、商品開発、流通、販売を行っている。

ページの先頭に戻る

ゼロ歳からの食育で米の味を伝える
「赤ちゃんのためのお粥」

株式会社Green Mind
所在地 兵庫県三田市武庫が丘3-4
電話 079-558-7124
URL http://www.xgreenmind.co.jp/
e-mail info@xgreenmind.co.jp

Green Mindは、兵庫県三田市産の米と水で作った完全無添加のお粥の離乳食を製造、販売している。味覚が形成されるといわれる離乳期に米本来の味をしっかりと伝える“ゼロ歳からの食育”が、将来の食料自給率の向上につながると考えている。ペースト状から粒状まで月齢に合わせて食感の異なる4商品を用意。介護の関係者からも注目されている。 訪日した外国人の購入も多く、今後、海外に向けた情報発信を予定している。

ページの先頭に戻る

牛肉本来の旨みたっぷり!
完全放牧で飼育した「ジビーフ」

株式会社サカエヤ
所在地 滋賀県草津市追分南2-1-7
電話 077-563-7829
URL http://www.omigyu.co.jp/
e-mail niiho@omi-gyu.com

国産飼料100%で飼育した近江牛などを扱ってきたサカエヤは、完全放牧で牛を飼育する駒谷牧場(北海道様似町)の牛肉「ジビーフ」の販売を開始した。飼料は自然の牧草や山菜のみ。肉質は赤身が濃く、肉本来の香りが楽しめる。ホルモン剤や抗生物質を使用していないため、健康志向の消費者に人気が高い。2カ月に1頭の割合で出荷を開始。飼育を安定させ、2015年には月1頭、2016年には月2頭に増やす予定だ。

ページの先頭に戻る

農村と都市を結んで食農教育「JAこども村」

株式会社農協観光
所在地 東京都千代田区外神田1-16-8 Nツアービル6F
電話 03-5297-0305
URL http://www.ntour.jp/
e-mail info@ntour.co.jp

JAグループが推進する食農教育の実践策のひとつとして、都市部の子どもたちが農村に宿泊し、農業体験や自然散策、地元生産者との交流を楽しむことができる旅行商品「JAこども村」を企画した。農村の子どもたちが都市部で卸売市場の見学やスーパーで販売体験を行い、農産物の流通を学ぶ企画もある。食べ物がどう生まれ、どう流通しているかを知ることで、国産食材への意識が高まることを期待している。

ページの先頭に戻る

「国産原料にこだわったポテトチップス」を開発

深川油脂工業株式会社
所在地 北海道深川市広里町5-2-28
電話 0164-25-2178
URL http://kumachan.co.jp/
e-mail fukayu@kumachan.co.jp

国内で製造されているポテトチップスは、主な原料である馬鈴薯の一部を輸入しており、揚げ油も輸入品のパーム油の比率が上がっている。そんななか、深川油脂工業は、「国産原料にこだわったポテトチップス」を開発、商品化した。
馬鈴薯は北海道産、味付けに使用する塩も北海道で製造したものだ。さらに揚げ油は、米糠から油脂を抽出する同社の保有技術によって、国産原料100%の「こめ油」を生産。あっさりとした味わいで人気を集めている。

ページの先頭に戻る

通常の白米と変わらぬ味の低タンパク質ごはんパック

ホリカフーズ株式会社
所在地 新潟県魚沼市大石59-1
電話 025-794-5536
URL http://www.foricafoods.co.jp/

栄養成分調整食や介護食の先駆的メーカーであるホリカフーズは、微生物が作り出す分解酵素を利用して、米のタンパク質を通常の25分の1まで減らすことに成功した。加工に適した米を選び、特殊な高圧釜で炊き上げ、一般の白米と変わらない味と食感を実現。真空パック米飯として大量生産し、腎臓病患者に年間360万食販売している。

ページの先頭に戻る

野生のイノシシを地域資源に
「八女ジビエ イノシシカレー」

八女商工会議所
所在地 福岡県八女市本村425-22-2
電話 0943-22-5161
URL http://www.yamecci.or.jp/
e-mail info@yamecci.or.jp

八女市内では、イノシシによる生産者の農業被害額が年間2億円にのぼる一方で、年2,000頭が捕獲されている。このイノシシを地域資源として産業化するため、同市の商工会議所が主体となって2012年度から調査研究を開始。八女産と他産地イノシシとの比較会や、地元飲食店向け料理技術講習会を実施し、イノシシのおいしさへの理解を促すとともに、有名シェフ監修の「八女ジビエ イノシシカレー」を開発、販売し、好評を博している。
今後は、ロースハムやソーセージなども開発、商品化していく。

ページの先頭に戻る