食文化賞

  • 最上川沿いでそば三昧「そばの里まつり」 おくのほそ道最上川そば三街道協議会
  • 旨みを凝縮する「桜島灰干し」で県産食材を有効活用 株式会社樹楽
  • 地元産活ホタテの貝柱を使って郷土料理「飯寿司」を商品化 株式会社中井英策商店
  • 秋田こまちと米麹を使った秋田の伝統食「ハタハタ寿司」 有限会社三浦米太郎商店
  • 若手和食料理人による「和食給食」の献立開発 一般社団法人和食給食応援団

地域の食文化を保護し、継承していく活動や、食文化を活用して、地域の活性化を促している取組などを表彰する賞です。地域に伝わる伝統食に新たな価値を加えて消費者にアピールした事例など、5件の取組が受賞しました。

最上川沿いでそば三昧「そばの里まつり」

おくのほそ道最上川そば三街道協議会
所在地 山形県北村山郡大石田町緑町1(大石田町役場)
電話 0237-35-2111
URL http://www.town.oishida.yamagata.jp
e-mail syokoka@town.oishida.yamagata.jp

最上川沿いにはソバの産地が多く、これまで各産地はそれぞれに「そば街道」と銘打つなどしてPR活動を行ってきたが、2004年、各産地が連携して「おくのほそ道最上川そば三街道協議会」を発足した。「そばの里まつり」を開催し、村山の香り高い「でわかおり」、尾花沢の甘みがある「最上早生」、大石田の風味豊かな「来迎寺在来」など、個性の違う手打ちそばを同じ盆に盛って提供し、そばの味比べを実施して観光客に大きくアピールしている。

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旨みを凝縮する「桜島灰干し」で県産食材を有効活用

株式会社樹楽
所在地 鹿児島県姶良市加治木町木田2344-4
電話 0995-73-3812
URL http://rakuraku-cs.jp/
e-mail info@rakuraku-cs.jp

樹楽は鹿児島県産の未利用魚や肉類を、独自に加工した桜島の火山灰で挟んで干物にする製法「桜島灰干し」を開発した。灰がゆっくりと水分を吸収することによって旨みが凝縮し、臭みも少ないのが特長だ。これを駅弁にして「桜島灰干し弁当」として販売したところ、九州を中心に好評を博している。
さらに、県内の食品加工会社とともに桜島灰干し協同組合を設立。販売量を増やし、第1次産業の振興に努めていく予定だ。

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地元産活ホタテの貝柱を使って
郷土料理「飯寿司」を商品化

株式会社中井英策商店
所在地 北海道伊達市南稀府町18-12
電話 0142-24-2934
URL http://nakai-shop.com/
e-mail kinki@nakai-shop.com

北海道の郷土食で、地元のさまざまな水産食材を生かしたなれずし、「飯(い)寿司」を作っている中井英策商店は、豊浦町のホタテ漁業会社と連携して、「炙りホタテのいずし」を商品化し、道の駅などで販売している。朝獲りの活ホタテの貝柱だけを使用し、表面を炙って香ばしさを出したところ人気となった。漁の解禁期間が短いため安値になりがちな内浦湾産の活ホタテを購入することによって地域漁業の安定化に貢献している。

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秋田こまちと米麹を使った
秋田の伝統食「ハタハタ寿司」

有限会社三浦米太郎商店
所在地 秋田県にかほ市平沢字上町49
電話 0184ー35-3609
URL http://www.hatahata.net/
e-mail yonetaro@lime.ocn.ne.jp

冬に大挙して日本海沿岸に押し寄せてくるハタハタでつくる「ハタハタ寿司」は、秋田の伝統的な保存食だが、一時期の漁獲高の低迷や魚離れとともに消費が落ち込んでいた。100年余りにわたってハタハタ寿司を製造、販売してきた三浦米太郎商店は、風味に富む味わいを楽しめるよう、地元産の秋田こまちと米麹を使った、冷凍ではない生のハタハタ寿司を提供している。びん詰めのオイル漬けや調味料など、常温で保存できる加工品も開発、販売している。

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若手和食料理人による「和食給食」の献立開発

一般社団法人和食給食応援団
所在地 東京都中央区築地4-12-2-1005
電話 03-6264-1394
URL http://facebook.com/washokukyushoku/
e-mail info@gokokuhoujou.jp

和食が、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されたことをきっかけに、熱意ある若手和食料理人が「和食給食応援団」を設立。学校給食で和食を提供する活動を開始した。幼少期から国産農産物を使用した和食に親しんでもらうため、全国各地の小・中学校を訪問して和食給食の献立開発などに当たった。
2013年度は、6地域で3,250食を提供、2014年度は18地域で4万食以上を提供する見込みだ。

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