大賞

大賞:ライスブレッドクッカー「GOPAN(ゴパン)」を活用した啓発活動;三洋電機 株式会社・三洋電機コンシューマエレクトロニクス 株式会社:(写真)「GOPANで作ったお米パンの美味しさ」を、多くの人に知って欲しい、と話す三洋電機マーケティング本部の古長亮二氏。購入した人の使用頻度を高めるために、レシピコンテストや米パン甲子園、郷土レシピの紹介なども企画している。

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「米粒からパン」の新発想が米の消費拡大への潜在意識を刺激

 「おうちのお米を、そのままパンに」をキャッチフレーズに、平成22年11月に発売されたのが、三洋電機のライスブレッドクッカー「GOPAN(ゴパン)」である。“米のパン”といっても、従来のように米粉を利用してパンを焼くのではなく「家庭にある米を使う」というまったく新しい発想で、発売3週間にして6万台を売り上げる大ヒット商品に(平成23年1月現在は、販売を一時停止中)なり、注目度はますます高まっている。最初の着想から約7年。「米の新しい消費スタイル」を提案することで、消費者の米に対する意識や関心を喚起し、米消費の拡大や食料自給率向上につなげることを目指した同社の取り組みが、大きな成果を生み出した。
「GOPAN」の最大の特徴は、「全自動お米ミル機能」。これによって米に水を合わせた柔らかいペースト状にしてから、こね、発酵、焼きといった工程に進む。外側はカリッと香ばしく、中はしっとりとモチモチした食感は、まさに“お米の新しい美味しさ”。従来のように米粉を使ってパンを焼いた場合と比べ、材料費は約6 0%カット[お米パンは米10kg3,000円での換算(三洋電機 米粉ミックス粉の数値)/三洋電機調べ]できることも、消費者に対する訴求力が高い。

(写真上)お米パンの味のPRを目的に、平成22年7月21日〜9月30日までの期間限定で東京・表参道にオープンした「GOPANcafe」。(写真右下)「GOPANcafe」の来店客は、約1万3,000人にもなった。トレンドの発信地でもある表参道に出店することで、食に対する感度の高い女性客に製品の魅力を強く印象付けた。 また「GOPAN」を媒介として“お米パンの美味しさ”を伝えるため、製品発売前の平成22年7月21日〜9月30日までの期間限定で、東京・表参道にお米パンの試食ができるアンテナカフェ「GOPANcafe(ゴパンカフェ)」をオープン。期間中は約1万3,000人もの来店客が訪れ、「GOPAN」の認知と味のPRに効果をあげた。「メインターゲットは、30代を中心とした食への感度が高く、発信力のある主婦。こうした事前プロモーションを行うことで、ブランド認知を高め“米の消費拡大”への消費者の潜在意識も刺激できたのでは、と思います」と、同社マーケティング本部の古長亮二氏は話す。ブランド認知度においては、同社が想定していた24%を大きく上回る81.2%(平成22年12月)という結果が出ており、実際の購入者からも「米の消費拡大に貢献したい」という声が寄せられている。
同社ではさらに、地方自治体や生産者と連携して「GOPAN」を使ったお米パンの試食会、イベントなども実施中。今後は地域農業の活性化や食育といった方面でも貢献し、農業のグローバル化にもつなげたいと考えている。

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